約束のネバーランド第122話本心ネタバレ

 

アジトで迎える初めての朝がきます

時刻は9時

エマは人生で初めての寝坊をします

 

ちゃんと起きていたのはオリバーだけでした

エマは昨夜はしゃぎすぎてベッドで眠った記憶がありません

ザックが運んでくれたのです

ノーマンはその時にはもういませんでした

 

朝ノーマンはヴィンセントと打ち合わせをしています

ヴィンセント

「再開は楽しめたのか?」

ノーマン

「うん まぁね おかげさまで

 クリスとドミニク容態が安定したってね 礼を言うよ」

 

ヴィンセント

「つまらん

 もういつものボスか

 昨日はボスがまるで別人だと皆騒ぎ立てていた

 私も見たかったね」

 

ノーマンはそんなことより計画の修正を命じますます

ハヤトたちの報告から

量産農園の警備が強化されていて侵入が露見したこと

さらにその際に人間の姿を見られ

GF脱走者の生存が鬼たちの間で明らかになっていること

 

このことから定期より先に手を打つために

計画を少し早めることにします

 

フィル達のためにも急がなければなりません

ノーマン

「この革命は無血で勝利しなければならない

 血は流させない食用児の血はね

 この手紙を彼らに 急ぎ例の会談の手配を頼みたい」

 

家事中のレイとエマ

ノーマンの策とはどんなものなのかについて話します

エマはノーマンの考えた策だから心配はいらないと言います

 

レイ

「 本当によかった?

 農園を潰すっていうノーマンの話

 エマあれ本当は嫌なんじゃね?」

 

エマは笑って否定します

レイももし戦略的に鬼をなくす方法があるのなら

そりゃその方が確実だと話していました

その意見にエマも賛成だと言います

 

レイ

「でもそれはお前が望む未来じゃないんだろう?」

 

エマはノーマンの気持ちも正しさも

みんなの喜びも全部わかる

でも鬼を殺したくないという思いがありました

 

みんなは鬼がいなければ幸せになるのに

エマは鬼の幸せまで願っています

みんなをより危険に巻き込むような選択を

暗に望んでしまっている

 

そんな自分が嫌になっていました

鬼は敵であるはずなのに

鬼とエマたちは何が違うのか

 

鬼にも家族がいて生活があり

食べているのは人間だけど

生きるためにただ食べているだけ

 

エマ

「敵だからって根絶やしにしていいのかな?」

本当に絶滅の他の道はないのか

さらに友達のムジカのことを思いやり

ムジカの同族を滅ぼしたくないとエマは訴えます

 

エマはみんなが望んでいる鬼を滅ぼす未来と

自分一人が望んでいる争わない選択を

天秤にかけ昨日言い出せませんでした

 

エマ

「七つの壁だってダメなんだもん…

 人を食べ続けなきゃあの姿でいられないのなら

 約束を結び直したって鬼が退化して滅ぶ

 結局同じことなんだよ」

 

他の選択肢を探し求めるエマでしたが

いくら考えても思いつきません

 

エマ

「どうしようレイ

 私どうすればいいかわからない」

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