ただの勇者の成り上がり第4話暁の子守唄ネタバレ

 

最初の波を退けたことで王宮で宴が開かれます

盾の勇者以外は貴族たちに賞賛されます

 

ラフタリアが尚文にケーキを食べさせている姿に腹を立て

さらにマインに何か吹き込まれた槍の勇者・元康は

尚文に決闘を申し込みます

 

元康

「ラフタリアちゃんは奴隷なんだってな」

尚文

「だったらなんだ」

元康

「人が人を隷属させるもんじゃない」

尚文

「そもそもこの国は奴隷制度を禁じていないはずだ」

 

元康は勇者は奴隷をを使うなど許されないと言いますが

尚文はそれはお前の理屈だろうと言って跳ね返し

その場を立ち去ろうとします

 

しかしラフタリアが拘束され

尚文は決闘せざるを得なくなります

 

決闘開始早々元康は容赦なく尚文を攻撃します

それに対して尚文は防戦一方です

 

尚文

「お前の負けだこれが最強の盾と槍の勝負なら

 俺の盾を貫けなかった時点でお前の負けだ」

 

元康はスキル乱れ突きを使ってきます

尚文は左肩にダメージを負いますが

反撃に出て盾で元康に腹パンをくらわせるふりをして

バルーンに元康を噛みつかせます

 

元康

「てめえ何のまねだ」

尚文

「どうせ勝てないなら嫌がらせでもしてやろうと思ってな」

 

元康は感情に任せて槍で突いてきます

その槍を双頭黒犬の盾で防ぎ反撃します

さらにエアストシールドで攻撃し

シールドプリズンで元康とバルーンを閉じ込めます

 

尚文が優勢です

尚文

「さっさと負けを認めろ

 これ以上醜態を晒すなモテ男」

元康

「だ…誰が降参なんか」

尚文

「そうか なら…

 お前の顔と股間を集中的に攻撃してやろうか

 俺は卑怯者だからな」

そう言ってバルーンを投げつけようとした時

尚文はマインの魔法によって吹き飛ばされます

 

その隙をついて元康が意地になって攻撃してきます

スキルライトニングスピアで容赦なく

尚文を攻撃し尚文は負けてしまいます

 

尚文

「一対一の決闘に横槍が入った今の勝負は無効だ」

元康

「負け犬の遠吠えだな」

尚文の言うことは誰も聞いてくれません

 

「罪人の言葉など耳を貸す必要はない

 槍の勇者よそなたの勝利だ」

 

マインが尚文に

「残念だったねまた一人で戦うことになって」

と尚文を蔑みます

 

「見事だったぞ元康殿

 さすがは我が娘マルティが選んだ勇者よ」

マインは王女だったのです

この決闘も何もかも全て仕組まれていたのです

 

ラフタリアの奴隷契約は解除され

尚文は憤怒の感情に支配されていきます

 

尚文

「ここは地獄だ…だったらこんな世界…滅んじまえ」

尚文の盾はカースシリーズが解放されます

 

ラフタリアは元康をビンタし

「この卑怯者 

 私がいつ助けてくださいなんて頼みましたか!

 あなたは病を患ったいつ死ぬとも知らない

 奴隷に手を差し伸べられますか!?」

元康

「で…できる…」

ラフタリア

「ならあなたの隣には別の奴隷がいるはずです」

マイン

「いい加減にしなさいよ亜人の分際で偉そうに」

 

ここで剣の勇者と弓の勇者が登場します

弓の勇者

「マインさんあなたが行った

 反則行為についてお聞きしたいのですが」

剣の勇者

「さっきの決闘元康お前の負けだ

 誰かが尚文に向かって魔法を放ったんだ

 風邪魔法のようだったからわかりにくかったけどな」

 

マイン

「見間違いじゃないでしょうか周りの観衆は何も…」

弓の勇者

「王に黙らされているんですよ

 貴族達の目を見ればわかります」

 

ラフタリアが尚文に声をかけますが

尚文

「裏切り者に用はない どこにでも行っちまえ」

ラフタリア

「噂を聞きました 

 尚文様が仲間に無理やり関係を迫った最低の勇者だと

 でも私は尚文様がそんなことをやったなんて」

尚文

「俺はやってないっ!!」

ラフタリア

「どうか私の話を…」

尚文

「俺に触るな!!

 慈悲深い元康のおかげで自由の身になったんだろう

 もう俺に関わるな!!

 それとも負け犬の面でも拝んで来いって奴に言われたか!

 もうほっといてくれ…」

 

ラフタリア

「私は尚文様を信じています

 どうすれば私のことを信じてもらえますか?」

尚文

「信じる? 裏切ったのはお前の方だろ」

ラフタリアはふさぎこんだ尚文を説得し抱擁します

ラフタリア

「私はこの世界中の誰よりも尚文様を知っています

 尚文様の優しさを知っています

 だから世界中が尚文様を悪く言っても

 私は違うって何回でも尚文様はいい人だって言います

 私はあなたの剣

 たとえどんな苦難があろうともあなたにつき従います」

 

その言葉に尚文は正気を取り戻し

ラフタリアに抱きつきます

 

翌日

ラフタリアが昨日の余り物で作ったサンドイッチを

尚文が食べます

するとこの世界に来てから失っていた

味覚が戻っていることに気づきました

 

ラフタリア

「これからは美味しいものを

 一緒にたくさん食べましょうね」

 

尚文は涙ながらにサンドイッチを食べるのでした…

 

 

 

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