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約束のネバーランド第51話B06-32①ネタバレ

 

森に入ってから6日

エマたちはようやく出口にたどり着きました

 

ソンジュがB06-32地点の方向を指差します

ソンジュ

「荒野を歩いている限りは鬼に出くわすことはない

 うまくいけば今夜にはミネルヴァさんに会えるさ」

そう言って激励すると同時に

「間違っても森や水辺に近づくなよ絶対にだ」

と釘を刺し優しく見送ってくれます

 

エマはムジカからお守り代わりに何かを渡され

さらに

「七つの壁を探しなさい

 あなたたちの目指す未来はその先にある」

という言葉を貰いました

 

子供達を見送ったソンジュとムジカ

ソンジュ

「…えらく情が移ったなムジカ

 お前最初はあんなに興味示さなかったのに」

ムジカ

「多分人間 通達のあった脱走者よ

 農園に突き出せば半年は楽に暮らせるわ」

ソンジュ

「彼らを助ける 農園には渡さない」

 

ムジカはソンジュの本意を聞きます

ムジカ

「好奇心でだなんて嘘でしょう?

 本当の理由は?なぜあの子達を助けたの?」

ソンジュは少しの沈黙の後に答えます

ソンジュ

「人間出なきゃ壊せないんだよ約束は」

 

信仰を歪め社会を歪め種族の姿を歪めた

あの忌々しい約束を

エマたちなら壊すことができるかもしれない

そうすれば人間を狩れるようになる日が来るかもしれない

ソンジュは人間を食べたかったのです

 

ソンジュが信仰する原初信仰の教義上

狩猟という形で神が作り出した命をいただくのなら

神への反逆に当たりません

天然物なら人間も食べるのです

 

ソンジュ

「もう一度食いてぇなぁ 腹いっぱい人間をよ」

ソンジュはムジカを置いて邪魔者を消してくる

と言って森へ入って行きました

 

B06-32地点に向かって荒野を歩く子供達

日が暮れて夜になっていました

 

エマがペンで現在地を調べます

すると今いる地点がB06-32地点でした

しかしそこは荒野の真ん中で

あたり一帯何もありませんでした…

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