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約束のネバーランド第47話昔話ネタバレ

 

鬼!?

農園!?

外は今どうなっているのか?

30年で何があったのか?

 

エマはその思いを全てソンジュにぶつけます

エマ

「教えて 30年前人間に何があったの?

 世界は今どうなっているの?」 

ソンジュは平然と答えます

「何も… 何も起きていない

 30年という数字がどこから出て来たかは知らんが

 世界はもうずっと昔からこのままだ」

 

エマとレイは思わず動揺します

 

レイ

「ひょっとして 地球じゃないのか?」

ここは地球ではない惑星であるならば

めちゃくちゃな生態系の説明がつきます

 

ソンジュは否定します

 

レイ

「なら暦か?暦が嘘か!?

 今は2046年ではなくもっと…」

 

ソンジュ

「ここは地球で今はまぎれもなく2046年

 人間の暦の一つでな」

 

ではいったいこの世界は…

どうなってしまっているのか?

 

ソンジュは昔話を始めます

世界が今よりもずっと広かった頃の話です

 

かつて世界は広く

まだ農園も存在しませんでした

広大な世界で鬼は人間を狩って暮らしていた

食うものと食われるものの関係です

 

人間はやがて食われるよりも多くの鬼を殺し

鬼は人間を憎むようになりました

 

終わらない殺し合い

果てのない恐怖

互いに嫌気がさした頃人間側から一つの提案が持ち出された

 

お互いに狩りをしないこと

お互い世界を棲み分けるということ

 

全ての始まりはこの約束でした

この約束によって世界は二つに切り分けられ

二つの世界は断絶しました

 

今エマたちがいるのはその時に別れた鬼側の世界です

 

ソンジュ

「そもそも人間の世界なんかじゃないんだよ

 ついでに言えば食幼児の祖先は

 その時鬼の世界側に置いていかれた土産ってわけだ」

 

エマとレイは衝撃を受けます

 

鬼は人間を狩らないという約束を守り

それ以降人間を管理・養殖し続けている

その養殖機関が農園です

 

グレイスフィールドはその農園の中でも最上級のひとつ

多種多数ある農園のトップです

 

約束からおよそ1000年

世界の姿はほぼ変わっていません

 

ほんの30年ではありませんでした

ずっと鬼の世界でした

まさに最悪そのものです

 

しかしエマとレイは喜びます

その姿を見てソンジュには疑問符が浮かびます

 

エマとレイは

人間の世界が別にあるということに希望を抱いていました

 

ソンジュ

「すごく伝えづらいんだが…

 人間の世界には渡れない」

 

道は完全に閉ざされていて

二度と行き来はできないようになっています

これも取り決めで定められた一つでした

 

エマ

「大丈夫見つけるから 

 ありがとうソンジュ 元気出た!」

 

ソンジュ

「今日はもう遅い寝なさい

 明日からはこの森の抜け道を教えよう

 出口まで無事送る案内は任せろ」

 

取り決めから1000年

二つの世界の行き来はない

ならば本や玩具、服、食器、家具、建築、機械など

ハウスで触れたあれら全て

鬼が作り上げた偽の人間文化ということになります

 

違う

あれは作り物なんかじゃない

万一そうならなぜ旧型の中古品ばかり送られてきた?

なぜ「ウーゴの冒険記」が混ざるんだ?

なぜミネルヴァのメッセージが?

 

これらは人間が作ったもの

人間が作った 人間の世界で

エマとレイは人間の世界に通じる道があり

行き来できる確信があります

 

そして何より

W・ミネルヴァこそ閉ざされた

閉ざされた二つの世界を行き来している張本人です

 

鬼の世界からの脱獄が始まる…

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